あなたのせいよ
また
言ってしまった
私のせいだわ
なぜ言えないの
幼き子ら遺し
友逝きて
慟哭の渦の中
思い出だけが
くるくると
ああ 人は
どこへ流れて
ゆくのだろう
どこから来たのか
知らぬまま
朝に咲き
夕に散る
朝顔の
花の命の
くりかえし
齢(よわい)を
重ねて重ねて
まるで積木遊び
楽しくもあり
悲しくもあり