いつの日も

いくえにも

互いの時を 重ね合い

互いの思いを 重ね合い

ただひたすらに ひたむきに

生きてゆく

あなたと二人 寄り添って

いつの日も・・・












































あなたへ

とじこめられた心は

とまどいの中に ゆらめいて

さしだした手を

にぎりしめてくれる人もない

過ぎゆく時に 身をゆだね

忘れようとするけれど

思いは深くなるばかり

あなたのいない日々が

こんなにつらいなんて

わたし 知らなかった












































闇の中の月

星は

漆黒の闇に飲み込まれ

月だけが

とぎすまされた

刃(やいば)のように

冷たく光る

恐いくらいの 静寂の中

空を見つめ 立ちすくむ












































秋・・・

風はひっそりと秋をはこび

見上げた空は

どこまでも高く どこまでも青く

そして ひとすじの白い雲

息がつまるような ぎらぎらした季節が

さよならも告げずに去ってゆく

思い出のかけらたちを残して